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見世物 - 「寺内の奇人団」 淡島寒月 1912(明治45)年4月

  • 執筆者の写真: 浅草文庫
    浅草文庫
  • 2018年9月22日
  • 読了時間: 1分

 久里浜で外国船が来たのを、十里離れて遠眼鏡で見て、それを注進したという、あの名高い、下岡蓮杖さんが、やはり寺内で函館戦争、台湾戦争の絵をかいて見せました。これは今でも九段の遊就館にあります。この他、浅草で始めて電気の見世物をかけたのは広瀬じゅこくさんで、太鼓に指をふれると、それが自然に鳴ったり、人形の髪の毛が自然に立ったりする処を見せました。




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