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玩具・仲見世 - 「心眼」 初代 三遊亭圓朝 1891(明治24)年?

  • 執筆者の写真: 浅草文庫
    浅草文庫
  • 2018年10月11日
  • 読了時間: 1分

 と是から合乗りで、蔵前通りから雷神門の際で車を下り、

近「梅喜さん、是が仲見世だよ。

梅「へゝえ何処ウ……。

近「なアにさ、ここが観音の仲見世だ。

梅「何かゞございませう玩具店が。

近「べた玩具店だ。

梅「どれが……。

近「あの種々なものを玩具と云ふのだ。

梅「へえゝ……種々な物が有りますな、此間ね山田さんの坊ちやんが持つていらしつたのを私が握つたら、玩具だと仰しやいましたが、成程さま/″\の物が有りますよ、此方も玩具……彼方も玩具、其の隣も玩具、あゝ玩具を引張つて伸して居ります。

近「フヽヽあれは飴やだよ。

梅「へえゝ成程、此方は。

近「人形屋。





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